Column システムボリュームとブートボリューム
Windowsで使われている「システムボ リューム」と「ブートボリューム」という用語は、利用者の誤解を招きやすい。実は、システムボリュームとは、Windowsブートマネー ジャ(Windows Vista/Server 2008以降)やNTローダ(Windows XP/Server 2003以前)の格納先で、コンピュータの起動時に最初に参照されるボリュームのことだ。一方、ブートボリュームは、Windowsのシステムファイルが 格納されているボリューム(「Windows」フォルダがあるボリューム)のこ
とを指す。用途と名称が逆になっているので注意してほしい。
Windows XPやWindows Vistaでは、ハードディスクを1台しか搭載しておらず、デュアルブートや「BitLockerドライブ暗号化」も使っていなければ、システムボリュー ムとブートボリュームは同じボリューム(Cドライブ)になる。一方、Windows 7やWindows Server 2008 R2の場合、少なくともベータ版やRC版の段階ではシステムボリューム(200MB)とブートボリュームが必ず別々に作成される。これは、OSの標準機能 である「BitLockerドライブ暗号化」を利用しやすくするためと考えられる。
上記を手元のWindows7 RCで確認してみた。
下の画像は「コンピュータの管理」で、パーティションを表示したものである。
確かにインストール時にはなにも指示しなかったが、パー ティションが分割されている。
ただし、うちの場合は 100MB なので、この辺はディスクの大きさで可変なのでしょうか。
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